UTMの導入を!「Emotet」感染が米国の20倍以上になっていた件
2022/10/21
こんにちは!パートナー事業部です。
日本国内および海外における最新のセキュリティ動向を分析した2022年上半期・トレンドマイクロの報告書より。
大手自動車メーカーもサイバー攻撃を受けている事例
2022年の大きな日本の事例として、2022年3月に公表された製造業、自動車部品メーカーにおけるランサムウェア被害があげられます。
この事例では、リモート接続機器の脆弱性を悪用され、自動車部品を製造する企業がランサムウェア攻撃を受けた。その結果、製造部品の納入先である大手自動車メーカーまで、全国工場の操業を停止させる事態となった。
原因
1.社外からVPNなどでアクセスを受ける接点において、セキュリティ対策、ネットワークの脆弱性対応、UTMの設定が不十分なことによる侵入。
2.テレワークにより社外に持ち出したパソコンが、USB接続のモバイルWi-FiやSIMなどグローバルIPが付与された状態で、インターネット接続していたことによる侵入。
3.仮想プライベートクラウドに移行した社内向けサーバが、設定ミスにより外部からもアクセス可能なことによるウィルス侵入。
世界的に見ても日本はサイバー攻撃を受けている事例が飛び抜けて多く、2022年1~6月はアメリカの20倍以上のEmotet感染を記録しているとのデータでした。
代理店、パートナーの皆様もお客様へ上記の情報とともに注意喚起をし、UTMのご導入につなげてください。
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